こんばんは、更新が遅れたペッキーです。30日土曜日(僕はこの時点でまだ寝てないんで今日、という意識なんですが)に学校で「競技大会」がありました。これはいくつかの競技に各クラスの人員を分けて、行われるスポーツ大会で、うちの学校では毎年この時期に行われています。
すごかった。特にバスケ、ドッヂボールは結晶に近づくほど、白熱の度合いというか、ベクトル(方向)が一致し始めたんです。それまでただ見てたり、話に興じていたりした周りの生徒が、『観客』になり始め、人数も増えてきたんです。するととたんに場内全体が二手に分かれて声援の嵐。
やっぱり、スポーツが古代から今まで、種目を増やしたり、制度・ルールを確立させたりして、連綿と受け継がれているということは、観客の存在が欠かせない。観客のいない試合では、勝敗、そしてそれに至るまでのドラマが全く消え失せてしまうのである。試合に参加している側は試合中のことを以外と覚えていなかったりするし、試合人口が少なければ、覚えている人も少ないのだから。
さらに、観客には試合の軌跡をの記録者であると共に、そのドラマを作り上げる役者でもあり、裏方でもあるのだ。観客の熱気が、両者に頑張っていい試合をしてほしいと願うベクトル(圧勝の試合がなぜだか盛り上がりに欠けるのはここがないからではないか)が試合を白熱させ、結果を転覆させることすらある。
だからこそ、スポーツには参加するものと観客、この二つが欠かせないのだと、今回の競技大会で学ぶことができた。
がんばれ!構内は声援で満ち溢れていた。
ペッキー